.
メディアのセッションでは、今回の世論調査の結果を報告し、議論することになります。昨年と比べまして、相手に対する印象度がかなり悪くなったという問題があります。また、両国関係に対する見方も厳しくなっていますので、それについて議論するということが、非常に重要なテーマだと思います。
尖閣諸島の問題があり、東日本大震災という2つの大きな事件についての報道ぶりが、両国の社会に大きな影響を与えていることは間違いないわけですから、それぞれについて検証する。日本のメディアだけではなく、中国のメディア報道についても検証することが、大変重要な課題ではないかと思います。おそらくは、双方に反省点と言いますか、改善点が認められるものだろうと考えていますので、両方が率直に議論をする。自己反省があって、相手への批判があってもいいと思うのですが、忌憚のない、率直な物言いで、いい対話ができればいいと感じている次第です。
言論NPOは2001年に設立、2005年6月1日から34番目の認定NPO法人として認定を受けています。(継続中) また言論NPOの活動が「非政治性・非宗教性」を満たすものであることを示すため、米国IRS(内国歳入庁)作成のガイドラインに基づいて作成した「ネガティブチェックリスト」による客観的評価を行なっています。評価結果の詳細はこちらから。