. 東京-北京フォーラム 公式サイト - 全体会議(主催者挨拶)

劉江永氏による開会あいさつ

高岸明氏(中国日報社):

 フライトのキャンセルによって到着が遅れております朱霊に代わってご挨拶申し上げます。美しい海浜都市であるこの大連でフォーラムができることに、感謝いたします。日本の言論NPOの尽力、大連市関係者の方々にも感謝申し上げます。

 すでにフォーラムは5回目を迎えました。影響力もますます増しています。日本の福田元総理も重要なイベントとして認識されていると伺っております。両国のマスコミ、民間交流の舞台としてリチョウシュン氏もフォーラムは新しい積極的な役割を果たしていると申しております。このフォーラムはここ2年でハイレベルな交流、相互信頼、友好のために大きく発展してきました。世界経済危機にあたり、両国はお互い努力をしました。中日関係はアジアだけではなく、世界にとって、重要です。世界経済危機の中での駐日関係をテーマに、いろいろな面で意見を交わすことになっています。戦略的互恵関係を発展し、ざっくばらんに交流をしていきあしょう。

 今回のフォーラムが新たな貢献のかたちになると考えています。円満な成功を祈っています。

安斎隆氏(株式会社セブン銀行代表取締役社長):

 両国の著名な方々に多数集まっていただき、感謝申し上げます。

 今年のフォーラムはは日中世界経済危機をテーマとしています。世界金融危機は、予想外に広がりました。
これは、人間の贅沢のし過ぎに対する怒りであり、地球環境の問題も切迫しております。財政出動や金融緩和によって、各国政府は危機脱出を目指しています。しかし、米国の過剰消費への依存は不可能で、内需型の経済への転換が求められています。危機から早く抜け出した中国は、世界の救世主の役割を担っています。世界の歴史は、グローバライゼーションのとどまるところのない流れの中にあります。この流れは、時に国家の運営との間で摩擦を生みます。

 中国は現在、世界3位の経済大国ですが、これは驚くことではなく、かつては世界一の経済大国でした。改革開放路線が、グローバライゼーションの流れに上手く適応していました。市場機能を自国繁栄のために上手くつかってきました。日本では、グローバル化に対する反感もあります。中国の台頭は、21世紀最大の出来事になるでしょう。しかし、有頂天になってはいけません。日本も、20年前には、バブル経済の崩壊を招き、その重荷を背負ってきたのです。外需依存を内需依存に転換するのは至難の業です。政府によるドル買い介入や、官の投資に依存した経済がどこまで持続可能か。このようなテーマについてもフォーラムの中で議論を行いたいと思います。

 最後に、中国では建国60周年を祝いました。日本では政権交代が生じました。これは歴史的な変化です。しかし、わが国民は、これを極めてクールに、冷静に受け止めています。これをお伝えして、私の挨拶と致します。

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【10:18更新】

カテゴリ: 2009年 第5回